Culdcept Chronicle
あれから10年。まさに光陰矢のごとし。SS×PS×N64の戦いは終わり、DC×PS2×GCの戦いですら、すでに懐かしい出来事。『カルドセプト』を生んだ“大宮市”はさいたま市となり、はや6年である。しかし、多くのファンに支えられ、『カルドセプト』は生き抜いた。その生き様を、時代と共に振り返る。
総務省の発表によると、国内のインターネット利用者は6,942万人となり、人口普及率が54.5%と半数を超えた、2002年。
ジャパンブルーは列島を染め、テハン・ミン・グクは半島に轟いた。3Rが輝き、カーンが座り込み、ベッカムがモテ、中津江村は大フィーバー。トゥルシエ、ダバディー、鈴木、稲本、森島、中田! アジア初のW杯は、地上派放送で軒並み視聴率30%以上を叩き出し、熱狂を生んだ。
ゲーム業界には黒船が来航。マイクロソフト社が満を持して家庭用ゲーム機に参入する。しかし初のハードディスク搭載マシンは、ビル・ゲイツの「笑っていいとも!」出演の甲斐もなく、日本の家庭事情に合わぬ本体サイズのためか、在庫の山を築く。
息長く、オンライン対戦を続けるセプターに支えられながら、『カルドセプト セカンド』は廉価版を発売。さらにPS2ユーザー待望の『セカンド エキスパンション』が誕生し、発売元はセガとなった。
02/08 | 冬季五輪、ソルトレイクシティオリンピック開幕。 |
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02/22 | Xbox発売。マイクロソフトが家庭用ゲーム機参入。 |
02/28 | DVD「ALL JAPAN CEPTER’S CUP 2001 カルドセプト セカンド 新しき伝説への道」(エンターブレイン)発売 。 |
03/20 | 「おさかな天国」市販用CD版発売。オリコン最高3位を記録。 |
04/01 | 完全週五日制のゆとり教育スタート。 |
05/16 | 『ファイナルファンタジーXI』(PS2)発売。FFシリーズ初の本格オンラインRPG。 |
05/18 | 「ACN CUP 1st TOURNAMENT」開催。ネットを使った本格公式大会開催。優勝はKOK氏・よよてん氏の組む「あまり」チーム。 |
05/23 | 『カルドセプト セカンド』(DS)ドリコレ版発売。 |
05/31 | サッカーW杯日韓大会開幕。日本は勝点7で予選リーグ突破。ベスト16でトルコに敗退。 |
06/09 | サッカーW杯予選リーグ、日本対ロシアの視聴率がスポーツ中継歴代2位の66.1%を記録。 |
07/24 | プレイステーション2、日本国内の生産出荷累計1,000万台を達成。 |
08/05 | 住民基本台帳ネットワークが稼動。 |
08/07 | アゴヒゲアザラシが多摩川に出現。後にタマちゃんと命名される。 |
08/10 | ドリコレ版発売記念「ACN CUP 2nd TOURNAMENT」開催。優勝はのびスケ氏。 |
09/26 | 『カルドセプト セカンド エキスパンション』 (PS2)発売。 |
09/26 | カルドセプト セカンド エキスパンション 公式ガイドブック (メディアファクトリー)発売。 |
09/26 | カルドセプト セカンド エキスパンション オフィシャルガイド (アスペクト)発売。 |
09/26 | 「MelodyClip♪」にて、『カルドセプト』シリーズの着メロ配信開始。 |
10/08.09 | ニュートリノの小柴昌俊氏と、島津製作所勤務の田中耕一氏が、日本初のノーベル賞ダブル受賞。 |
11/02 | カルドセプト セカンド エキスパンション 公式完全ガイド (エンターブレイン)発売。ファミ通の攻略本。 |
11/21 | 『ポケットモンスター ルビー・サファイア』(GBA)発売。国内で2バージョン計約534万本の大ヒット。 |
12/20 | コミック版「Culdcept」(かねこしんや著)第3巻発売。 |
12/22 | 「エニックスeメロディ」(現:スクウェア・エニックスメロディ)にて、『カルドセプト』シリーズの着メロ配信開始。 |
12/26 | 『キングダムハーツ』(PS2)発売。ディズニーとスクウェア(現:スクウェア・エニックス)のコラボが実現。 |