Culdcept Chronicle
あれから10年。まさに光陰矢のごとし。SS×PS×N64の戦いは終わり、DC×PS2×GCの戦いですら、すでに懐かしい出来事。『カルドセプト』を生んだ“大宮市”はさいたま市となり、はや6年である。しかし、多くのファンに支えられ、『カルドセプト』は生き抜いた。その生き様を、時代と共に振り返る。
2005年8月、政府及び日銀が、景気の踊り場脱却を宣言。ITやファンド企業が活況となり、愛・地球博の開催も含め、景気に明るい話題が続いた。
総務省からは、ブログサービスの登録者数473万人、SNSの登録者数393万人との調査結果が発表される。携帯型デジタルオーディオプレイヤー、音楽配信サービス、HD付きDVDレコーダー、電子マネー、インターネット株取引…整い始めたデジタルインフラが、生活に根付き始める。
10万円台の液晶テレビも話題となり、ゲーム業界もハイデフ時代に突入。第7世代ハードの先陣を切り、Xbox360が登場。しかし市場を席巻したのはニンテンドーDSであった。4月に投入された「Touch! Generations」ソフトが起爆剤となり、品切店が続出。PSPも好調に推移し、ハイデフに逆行するかの如く、携帯ハードが市場を形成した。
深く潜行する『カルドセプト』のもとには、多くの会社から、PCゲーム・携帯アプリなどの企画が続々と舞い込んでいた。
01/27 | 『バイオハザード4』(GC)発売。 |
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02/16 | 京都議定書が発効。 |
03/18 | 旧声優陣による「ドラえもん」(テレビ朝日系)が終了。 |
03/25 | 2005年日本国際博覧会、愛称「愛・地球博」開幕。来場者数累計2,204万9,544人。 |
04/21 | 『nintendogs』(DS)3バージョン発売。Touch! Generations第1弾ソフト。 |
05/19 | 『東北大学未来科学技術共同研究センター 川島隆太郎教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング』(DS)発売。ハードを牽引。 |
07/09 | 「スター・ウォーズ エピソードⅢ シスの復讐」日本公開。新旧3部作を繋ぐサーガ完結編。 |
07/26 | 野口聡一氏がスペースシャトル運航再開後、初の打ち上げで宇宙へ。スペースシャトルでは初の機体補修に携わる。 |
08/24 | 首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス線開業。 |
09/07 | 「NANA」公開。観客動員300万人を超す大ヒット。 |
09/13 | ゲームボーイミクロ発売。希望小売価格1万2,000円。 |
09/16 | ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaオープン。 |
09/21 | コミック版「Culdcept」(かねこしんや著)第5巻発売。 |
09/29 | バンダイとナムコが合併、バンダイナムコホールディングスを設立。 |
10/02 | 宮里藍が日本女子オープンゴルフ選手権競技で公式戦初優勝。 |
10/21 | プレイステーション・ポータブルが全世界生産出荷累計1,000万台を達成。日本(アジア含む)では300 万台。 |
10/23 | 菊花賞に勝ち、ディープインパクトが史上2頭目、無敗のクラッシック3冠馬となる。 |
10/26 | 千葉ロッテマリーンズが31年ぶりの日本一。初開催のアジアシリーズも制覇。 |
11/23 | 『おいでよ どうぶつの森』(DS)が発売。ニンテンドーWi-Fiコネクション第1弾。 |
11/29 | プレイステーション2が、PSに続き全世界生産出荷累計1億台を達成。 |
12/01 | 『モンスターハターポータブル』(PSP)発売。PSP初のミリオン達成ソフトとなる。 |
12/10 | Xbox 360日本発売。発売記念パック、希望小売価格3万9,795円。 |
12/17 | 浅田真央が、ISUフィギュアスケートグランプリファイナルで史上最年少(15歳)優勝。 |
12/26 | ニンテンドーDS、販売台数500万台突破。 |