Culdcept Chronicle
あれから10年。まさに光陰矢のごとし。SS×PS×N64の戦いは終わり、DC×PS2×GCの戦いですら、すでに懐かしい出来事。『カルドセプト』を生んだ“大宮市”はさいたま市となり、はや6年である。しかし、多くのファンに支えられ、『カルドセプト』は生き抜いた。その生き様を、時代と共に振り返る。
景気拡大期間が、かつてのいざなぎ景気が追い抜き、戦後最長を更新した2006年。
格差社会では実感の伴わない好景気。マスメディアの主役もめまぐるしく変わりゆく。突如流行語大賞の候補に躍り出たのはイナバウアー。さして注目されていなかったWBC王ジャパンは、日本の野球を世界一に。近年話題の中心であったライブドア、村上ファンドらは表舞台から姿を消した。そして3度目のW杯で惨敗したエースは、旅人となる。
ゲーム業界の主役は昨年同様、ヒット商品番付横綱となったニンテンドーDSだ。年配、成人女性らこれまで業界のターゲット外であったユーザーを捕らえ、DS Liteの品切は続く。年末には新ハード、PS3そしてWiiが登場。新時代の幕が完全に上がった。
潜行していた『カルドセプト』は、モバイルゲームを引っさげ浮上。そして4年振りの新作となる『カルドセプト サーガ』をXbox360にてリリース。しかし発売された作品は、予想外の現実に直面する…。
02/10 | 冬季五輪、トリノオリンピック開幕。荒川“イナバウアー”静香が金メダルを獲得。 |
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03/01 | タカラとトミーが合併。タカラトミー発足。 |
03/02 | ニンテンドーDS Lite発売。希望小売価格1万6,800円。 |
03/06 | 『カルドセプト モバイル アナザーチャプター』(iモード)配信開始。 |
03/16 | 『ファイナルファンタジーXII』(PS2)発売。 |
03/20 | 第1回ワールド・ベースボール・クラシックで、王ジャパン奇跡の逆転優勝。 |
04/01 | 地上波デジタル放送の1セグメント放送「ワンセグ」がスタート。 |
05/14 | 「笑点」(日テレ系)40周年。司会の三遊亭円楽が勇退、5代目に桂歌丸が就任。 |
05/25 | 『New スーパーマリオブラザーズ』(DS)発売。国内売上480万本を突破。 |
06/09 | サッカーW杯ドイツ大会開幕。日本は勝点1で予選リーグ敗退。 |
07/21 | サッカー日本代表監督にイビチャ・オシム氏が就任。 |
08/24 | 冥王星が惑星から降格、太陽系の惑星は8個となる。 |
09/28 | 『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』(DS)発売。 |
10/01 | ボーダフォン日本法人、ソフトバンクモバイルに社名変更。 |
10/24 | 携帯電話のナンバーポータビリティ制度スタート。 |
10/26 | 北海道日本ハムファイターズが44年ぶりの日本一。アジアシリーズも制覇。 |
11/01 | 『カルドセプト モバイル アナザーチャプター』(Yahoo!ケータイ)配信開始。 |
11/11 | プレイステーション3発売。HDD20GBモデル、4万9,980円。HDD60GBモデル、オープン価格。 |
11/22 | 『カルドセプト サーガ』(Xbox360)発売。 |
12/01 | 地上デジタル放送の視聴可能地域が47都道府県に拡大。 |
12/02 | Wii発売。希望小売価格2万5,000円。 |
12/02 | 浦和レッズ、悲願のJ1リーグ(年間)初優勝。 |
12/15 | 松坂大輔、6年61億円でボストン・レッドソックスと入団契約。 |
12/22 | 「カルドセプト サーガ オリジナル・サウンドトラック」発売。 |