同盟戦は、事実上一対一の対戦と同様な展開になりやすいものです。それは直接攻撃を行っても、第三者に漁夫の利を与える可能性が無いためです。今回もその例に漏れず、かなり攻撃的な試合展開となりました。3〜4人対戦と2人対戦(同盟戦)で展開が大きく変わるのもカルドの面白いところではないでしょうか。
H2ギルドは、妨害スペルと特殊能力重視クリーチャーを織り交ぜたブックを使用。一方、駅村ギルドは、クリーチャーはほぼデコイのみで、レインフォースとのコンボで土地を強奪するブックとなっています。
今回の試合は、基本的にはH2の優勢に終始した感があります。駅村のブックもレインフォースやライフジェムとデコイをコンボで使ったりして良く出来ていますし、相手によってはかなり強いブックだと思いますが、対するH2のブックと相性が悪すぎました。そもそも駅村のブックは高レベル領地に配置されたクリーチャーを排除するブックなので、できればもともと相手クリーチャーのSTが高い方がありがたいのです。ところが、H2のクリーチャーは機能系ばかりでSTは低く、さらにレーシィに至ってはHPを削りに行くのもためらわれるクリーチャーです。またH2の手札には、マジックボルトやテレグノーシス(STの上げられたクリーチャーを即座に交換可能)があったりして、あたかもデコイ戦を想定していたかのような感じでした。
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1
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H2ギルド
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リュウヅ
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2620G
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wraith
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5879G
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2
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駅村ギルド
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バクドンジン
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-1446G
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恐喝機動隊
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16G
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もっとも、H2は駅村のような相手でなくても充分強いと思われる絶妙のブック構成を行っています。まず、足止めにバインドでなくワード0やバックワードを使用しているところ。これはこのマップに特化したチョイスだと言えます。このマップ、橋と橋が複雑なリンクをしているため、バックワードや橋上の0で戻されると、とんでもない場所に飛ばされ、遠回りをする羽目になる可能性があるのです。あくまでも後付け理論ですが、序盤、駅村はサプレッションを使用する機会があった時に、バックワードを消しておくべきだったのかもしれません。
また、スペル使用頻度の高い同盟戦において、ウィッチ+テレグノーシスはミニドレインマジックと化していました。これにペインを加え、相手の魔力不足を確実な物にしています。そしてシャラザードは同じような妨害ブックに当たってしまったときの対抗策でしょう。このように、カルドセプトはカードだけのゲームと異なり、使用するマップや対戦条件によってカードの価値が大幅に変わるため、それらに合わせてまめにブックを変えていくことが必要になるわけです。
終始辛い戦いを強いられた駅村ギルドですが、中盤を越えるあたりでH2を脅かす場面が何度かありました。終始地道にレインフォースを放っていましたが、ちょうどH2がレベルを上げる必要が出た頃に効果が現れていました。H2は抜け目無くテレグノーシスなどでSTの上がってしまったクリーチャーを交換していましたが、逆に言えば、ウィッチ使用やレベルアップできるそのターンを交換に費やすことになったわけです。その上駅村はライフジェムとデコイのコンボでH2の高レベル領地の奪取に成功したりもしました。この流れに乗れれば、序盤停滞していた駅村にも逆転の目があったかもしれません。
最終的には、レーシィに対しデコイ+フュージョンで捨て身の戦いに挑んだ駅村でしたが、リビングシールドで防がれ、レーシィの領地はレベルアップ、駅村が魔力枯渇しサドンデスで試合終了となったのでした。
優勝したH2ギルドのリュウヅ氏、wraith氏のお二方、おめでとうございました!
※画像は韓国語版のデータを日本語表示用に修正したデータのものです